こんにちは、ジローです。
海外で何かをする、特に骨延長をする場合、通訳は不要です。
むしろ、使わない方が良いです。
いや、医療なんだから内容わからないと不安だよ。
わかります。しかし、不要です。
通訳を頼むのを止めはしませんが、お勧めできないし、過度な期待をするべきではないです。
アルメニアで実際に骨延長した私が、説明します。
アルメニアの良いところ、重要なところから説明します。
1)ドクターとの距離が近い
2)英語が通じる
3)アプリで翻訳可能 & コスパ悪い
ドクターとの距離が近い
到着して、コンサルティング(診察)を受けて話が進むと、電話番号やメールアドレスを教えてくれます。現実的には、WhatsAppというLINEのようなアプリでやりとりをすることになります。
電話番号で認証するので、日本で登録しておくのも良いです。
日々、医師とも看護師ともこのアプリで電話だったりメッセージのやりとりをします。
体温は何度だ?とか痛みはどうだ?などです。
手術前後の入院時は近くにいますし、アパートに移ったあとも、看護師はほぼ毎日、
医師も週に1回以上は往診にきます。ルームメイトの診察に来たときにも挨拶と状態確認はされるので、平均して週に2回以上は話をしていました。
これは、日本も含めて、他の施設の経験者さんたちと話をしてわかりました。
他の施設では手術前後の数回しか会ったことないとか、月に1〜2回だったと話していました。
アルメニアの医師との距離はかなり近いです。
通訳を頼んでいても、この往診についてくることは月に1回くらいで、実際は電話での通訳です。
目の前にドクターがいて、直接話ができるのに、電話の通訳を介して話をするのは、もったいない。
LINE(のようなアプリ)でつながっているのに、「痛くて変だ、診て欲しい」と通訳を介して言うのはまどろっこしいです。
英語は通じるのか?
ドクターとヘッドナースは英語が通じます。
それも、母国語ではない英語なので、ゆっくりかつ聞き取りやすいです。
相手も、たまにわからない単語があります。
こちらの英語が下手なのもあるかもしれませんが、相手の英語力が低い時もあるので、言い換えてあげましょう。
日本人の英語が通じないのは、英語力が低いのではなく、声が小さいから
だと思います。
単語で並べるだけでも、十分通じます。
私がアルメニアに来て検索したのは
Tibia 脛骨
Femur 大腿骨
くらいです。その他は念のため検索のレベル。
使っているのは中学生レベルの単語ばかりだからです。
ジローの英語能力
私は、大学受験までしか英語を勉強していません。それもかなり前の話・・・
センター試験は、確か163とか165点とかだった気がします。
その後、英検やTOEICなども受けず、超ドメスティックな会社員をしていました。
ただ、旅行が好きで、アジアを中心に20か国くらいは旅をしました。
ニューヨークにも行ったことがあるけど、あまり英語わからなかった汗
ブロードウェイ行ったのにわからなくて眠気と闘っていました。
役には立たないレベルですね。
ただ、ビビリはしませんでした。
わからない時は日本語や英語で「わからん!」と言うと、わからないんだなということは伝わるので、言い直してくれたり、ゆっくり・単語で話してくれたりしました。
アプリで翻訳可能 & コスパ悪い
これは解説不要かと思いますが、スマホのアプリで翻訳できますね。
病院もアパートもWi-Fiがあるし、先に言語ごとダウンロードしておけばオフラインでも使えます。
もちろん、安心のために通訳を依頼することは止めませんが、
ろくに往診にもついてこないのに月々300USドルを6ヶ月とか12ヶ月とか払う価値はないと思います。(原則、途中で通訳だけを打ち切ることはできません)
それに、みなさんが考えるほど親切な通訳など望めません。
私が当初頼んでいた通訳は「医師が言ったことを訳すのが私の仕事」と言って、基本的にドクターの言葉の翻訳しかしてくれませんでした。
「こうしろ」と言われたら「なぜ?」という疑問も湧いて、解決していくことでコミュニケーションになりますが、理由とか意図とか、背景に関しては全く考えずにとにかく翻訳だけだったので、アプリと何も変わりませんでした。私の質問も訳してくれない場面もあったり、ドクターに尋ねずに勝手に答えてきたりしたので、私は結局ドクターと直接英語で会話しました。
お金の流れとしても、患者→病院→通訳という流れなので、通訳の雇い主は病院になります。
だから、通訳は患者ファーストではありません。病院ファーストです。
通訳を頼んだから安心!ではありません。通訳にはあまり期待をすべきではありません。
断定はできませんが・・・
これまで「失敗した」とか「不具合が起きた」という患者さんもいます。(私も入るかもですが・・・)
お見舞い申し上げます。
ただ、その患者さんの半数以上は直接会話していない、つまり医師と英語で会話していない患者さんでした。
不安もあると思いますので、通訳を頼んでも良いと思いますが、ご自身のコミュニケーション力(英語)をアップさせることを強くお勧めします。
アルメニア語を少しだけ
ちょっとだけアルメニア語をしゃべると、好感度が爆上がりします。
街角で、外国人が「アリガト!」と言ってきたら、好感度上がりますよね。
バーリー ルイス おはよう
バーレーフ 英語のハーイ!
イエス(私)ジャポナツィ(日本人)エム(です)
イエス(私)チナツィ(中国人)チェム(じゃないです)
シュノルハ ガラルトゥン ありがとう
これだけいえば、にっこり笑って、ラーヴァ(いいね!)と言ってくれます。
私は、文字はまったく読めません(顔文字の要素にしか見えない)が、音だけで覚えています。
チャール(悪い)ガドゥー(猫)がお腹減ったと私を呼びに来たので、このくらいで。
ではまた。バーリーギシェー(お疲れ様です/グッドナイト)